家電リサイクルの制度は消費者・家電の小売店・家電メーカーが協力しあい成り立っている制度です。
分離された部品や材料などは再商品化されますし、エアコン・冷蔵庫の冷媒フロンは回収・処理するようです。
しかし近年「無料で回収する等のうたい文句だったが回収後に料金を請求された」、「見積もりより高額な料金を請求された」との苦情が届いているようです。
また回収業者が無許可営業や不法投棄するケースもあるようです。
環境省・市区町村も注意を喚起していますから気をつけたいところです。
・テレビ・・・1,836～3,688円
・エアコン・・・1,404円～
・冷蔵庫（冷凍庫）・・・3,672円～
・洗濯機（衣類乾燥機）・・・2,484円～
施行された当初メディアでもよく聞きましたよね、「家電リサイクル」または「家電リサイクル法」。
でもあまり自分には関係ないと思っていませんか？
確かに頻繁に発生することではないですよね。
この法律に該当する家電とは上記４種類を示しています。
要するに家電リサイクル法とは「法律で指定されている家電製品の4品目をリサイクルしましょう。
廃棄を減らして資源を有効利用しよう」、という法律なのです。
じゃあ私達はどのように対応したらいいのでしょうか。
これには3つの引き取り方法があります。
（上記の料金はメーカー・種類で異なりますので一例をあげています）
1つ目は購入した小売店に引き取りを依頼する方法です。
よく広告にありますよね。
「新製品を買ったら、旧製品を引き取ります」サービスとは違い法律で決められているのですね。
新しい製品を持ってきてもらい、古い製品を持って帰ってもらうのですが、ここで「家電リサイクル料金」が発生します。
品目により異なり、「収集手数料」が加算されます。
収集手数料は業者によって料金が異なるようです。
いずれにせよ、購入する前に相談すると良いでしょう。
簡単に言えば「古い製品を持って帰ってリサイクルするから手数料が必要です」という意味です。
新品が届いて、古いものを持って帰ってもらえるので一番気軽で便利な方法ですよね。
2つ目は指定取引業者に持ち込みする方法です。
この場合は買い替えの予定がなく、購入した店も分らない時などです。
指定の民間業者があるのでそこへ持ち込むことになります。
この場合はその料金に応じた家電リサイクル券を郵便局で購入する必要があります。
3つ目は自治体に持ち込みする方法です。
こちらも家電リサイクル券を購入後、持ち込みについて市区町村へ必ず確認しましょう。
（回収しない市区町村も有ります）この場合は家電リサイクル券に加えて収集手数料がかかりますので注意が必要です。
ちなみにエアコンの室外機・室内機両方・どちらか片方でも料金は同じになります。
